今週土曜日は中山牝馬Sが行われます。
過去のデータを見てわかったのが、荒れる可能性が高いということ。
人気馬なんて無視して、人気薄に注目してもイイ。
そう言えるほど、特に複勝目線では荒れています。
過去10年で、複勝回収値は95と高め。
そんな難解レースですが、傾向はあるのでしょうか。
早速見ていきます。
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中山牝馬Sの枠順別傾向
これだけ難解ですから、何か傾向が欲しいですよね。
毎回恒例の枠順から、ヒントは得られないでしょうか。
枠 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
1 | 0 | 11% | 0 | 42 |
2 | 15.8% | 26.3% | 131 | 134 |
3 | 5% | 10% | 22 | 101 |
4 | 5% | 25% | 40 | 133 |
5 | 0 | 10% | 0 | 30 |
6 | 10% | 25% | 152 | 186 |
7 | 5% | 20% | 97 | 84 |
8 | 9.5% | 23.8% | 78 | 50 |
このような結果になっているようですね。
明らかに注目したいのが、2枠と6枠でしょう。
好走率の高さ、回収値ともに見事なものです。
全体の回収値を考えると、100を超えることは凄い。
1枠と5枠に関しては、馬次第ですが狙いにくい。
ある程度強くても、評価を下げることまで検討したいですね。
中山牝馬Sの前走傾向
では前走について考えましょう。
競馬を予想する上で、ローテなども重要な要素ですからね。
まず考えるのは前走着順。
1着や2着と好走した馬は、ここ10年間で勝利なし。
これは極めて珍しいデータではないでしょうか。
とはいえ、複勝面でも確率が低い。
回収値こそ100を超えますが、基本的には走れないと覚えましょう。
一方の狙いですが、5着から9着だった馬。
2桁になりますと、可能性はありますが確率が大きく下がります。
回収値や好走率の高さを考えると、5~9着馬がメインになりそうです。
負けていても気にするなってことですね。
次に考えるのは前走出走コース。
ここでは競馬場についてです。
意外なことに、中山競馬場を使った馬は好走率が低い。
狙いは東京や中京、京都を使った馬ですね。
阪神はデータが少なく微妙。
特に京都を使った馬は勝利数5頭。
半分は京都からの出走です。
中京は複勝の回収値が100を超えているので、見ておきましょう。
また、前走1600万条件などの馬について。
昇級戦となる馬の好走例は高く、勝利こそ1だが複勝は数回。
確率は20%を超えるので、穴馬を狙う事も可。
最後に前走のレース内容。
先行した馬が思いのほか活躍せず、逃げた馬か中団で競馬した馬がいいですね。
ラストの脚に関しても、いい上がりを見せた馬よりもそうでない方が活躍。
言い方悪いですが、前走地味な競馬をした馬がいいでしょう。
着順を考えても、活躍しきれなかった馬がいいんでしょうね。
中山牝馬Sの過去データからの狙いその他
その他では、血統に関して。
このコースでは、注目されるディープインパクト産駒は厳しい結果に。
スピード系よりも、パワーのある血統を中心に選びたい。
中山のこのコース、トニービンの血には注目しときましょう。
弥生賞でも書きましたが、ここでもある程度成績を残します。
それから、ニジンスキーの血を持つマルゼンスキーがいるのも活躍傾向ですね。
これはもう、過去の活躍馬に多く含まれており、パワーのある血統です。
それから、非根幹距離ですので、400mで割り切れるコースとは成績を分けます。
ということで、生産者に関してです。
これは、ノーザンファームよりも他を中心に。
社台ファームも厳しそうですので、思い切った選択もあり。
最後に人気別ですが、1番人気はひどい成績。
勝利数1で、複勝に絡んだ馬も4頭のみ。
2番人気はそれ以下、3番人気も似たような感じ。
オッズは割れるでしょうが、それでも人気薄を確認。
血統に注目して予想するのもイイでしょう。
中山牝馬Sの過去データから狙える傾向まとめ
最後のデータでもわかりますが、難しいレースになるでしょう。
これだけ上位馬の成績が悪いレースも珍しく、穴党にはたまらないと。
夏のローカル競馬並みの難しさw
それでも、狙えそうで使えるものはありました。
最後にまとめておきましょう。
2枠と6枠はまず注目
前走負けていても気にする必要はない
昇級戦の馬は意外と好走
スピード系よりもパワーのある血統から
上位人気苦戦のため人気薄から
数が多いですが、それだけ難しいということ。
ただし乗り越えれば、大きな配当も夢ではない。
そんなレースも、競馬っぽくていいですよ。
頑張れ穴党、負けるな穴党。
WIN5が盛り上がりそうな今週の競馬、ここも配当は盛り上がるでしょう♪