宝塚記念で圧勝して見せたクロノジェネシス。
その適性の高さと、牝馬であること、そして有利な8枠スタート。
それらがあって対抗評価にしましたが、想像以上に強かったですね。
さぁこの舞台で圧勝すると、どうしても凱旋門賞という言葉が出てくる。
実際、これを書く際に検索しようとすると、すぐに凱旋門賞という単語が出ましたw
やはり父の影響もあるでしょうか。
そのあたりを含めた考察を行おうと思います。
スポンサーリンク
クロノジェネシスは凱旋門賞どうか
個人的な考えとしては、出走してみても面白そうだと思います。
ただし、馬券の本命にできるかどうか。
おそらく軸にはできません。ごめんなさい。
というのも、血統による部分が大きいですね。
え~、だってバゴ産駒ですよ。
こういう意見は当然あるでしょう。
確かに、少し前なら相当期待していたかもしれません。
ですが近年の傾向を考えるに、勝ち切るためには少し足りないと思います。
それは、サドラーズウェルズ・ガリレオの血の強さです。
近年の凱旋門賞は、牝馬の強さもそうですがサドラーズの強さが目立ちます。
もちろんガリレオも含まれるわけですが、かなり優秀です。
その次にダンジグかなと。
そう考えると、クロノジェネシスは少し足りないという意味が解るかと思います。
近年好走する血統が、意外と含まれていないんです。
ただし、軸にはできないというだけで馬券には買えます。
バゴの産駒という期待はもちろんあるし、非根幹距離の舞台が得意な馬です。
こういう馬は海外適正に期待していいと思ってますね。
パーフェクト種牡馬辞典2020-2021 馬券・POG攻略は万全! 血統で競馬に勝つ! [ 栗山 求 ]
オマケ~エネイブルが強いワケを血統から~
オマケですが、エネイブルという怪物の恐ろしさも紹介。
ご存知の通り、2年連続勝利して、3連勝かかる中2着。
そんな化け物ですが、血統も凄いですよ。
この馬の血統構成、実はサドラーズウェルズの3×2なんです。
かなり近い配合で、難しいことをされています。
体調面などで心配されるような配合ですが、上手くいった例でしょう。
凱旋門賞で強い血が、かなり濃く組み込まれている。
そりゃ強いでしょうという配合なので、こういう点で見ても楽しめます。
更に言うと、3連覇阻止したヴァルトガイスト。
父がガリレオで母父モンズンなので、やっぱり走る血統ですね。
サドラーズウェルズは日本で言うディープと、思うのが理解しやすいでしょう。